Slack、無料で使ってるけど90日で消えちゃう履歴がツライ」「Pro・Business+どっちにすれば?」——チームでSlackを運用していると、必ず一度はぶつかる悩みですよね。

結論から言うと、2〜30人のチームならPro(年払い月925円/ユーザー)で十分SSOやセキュリティを重視する50人以上の組織ならBusiness+(年払い月1,920円/ユーザー)が最適解です。2025年6月の大型アップデートでSlack AIが有料プランに標準搭載されたことで、Proでも要約・検索AIが使えるようになり、コスパが大きく改善されました。

この記事では2026年6月時点の公式最新料金、Free・Pro・Business+・Enterprise+の4プラン比較、選び方フローチャート、Pro vs Business+の損益分岐ラインまでまとめました。読み終わるころには、自分のチームに最適なSlackプランを迷わず選べるようになります。

Slackの料金プランを30秒で結論【2026年最新】

Slackの料金プランは2026年6月時点でFree・Pro・Business+・Enterprise+の4種類です。違いは「メッセージ履歴・アプリ連携数・ハドル参加人数・AI機能・セキュリティ管理」の5軸に集約されます。

チームサイズ別の推奨プラン:1〜2人ならFreeで十分テスト可能、2〜30人のチームならProが圧倒的にコスパ良し、50人以上やSSO/コンプライアンスが必要ならBusiness+1,000人超のエンタープライズはEnterprise+という選び方が王道です。

最大の違いはFreeの「メッセージ履歴90日制限」。これを超えるとPro以上のいずれかへの移行がほぼ必須になります。逆に言えば、90日以内のやりとりで完結する小さなプロジェクトなら無料で十分です。


Slackの料金プラン一覧表【4プラン比較】

2026年6月時点の公式料金(ユーザー1人あたり・月額・税抜)は以下のとおりです。

プラン

年払い

月払い

対象規模

Free

無料

無料

〜数人のお試し

Pro

925円/月

1,050円/月

2〜30人の中小チーム

Business+

1,920円/月

2,160円/月

50人以上の企業

Enterprise+

お問い合わせ

お問い合わせ

大規模組織・複数部門

Slack 公式料金ページスクリーンショット


出典: Slack 公式料金ページ

現在Slack公式では、Pro・Business+ともに「最初の3ヶ月50%OFF」のキャンペーンを実施中(チーム作成から7日以内の購入が条件)。 Proは月525円相当、Business+は月1,080円相当でスタートできます。本格導入前の試用期間として活用するとお得です。

月払いと年払いの差額

Slackは月払いか年払いを選べますが、年払いで約12%お得になります。たとえばPro(25人チーム)の場合、年間で以下のように差額が生まれます。

支払い方法

1人あたり月額

25人×12ヶ月の合計

月払い

1,050円

315,000円

年払い

925円

277,500円

差額は年間37,500円。チームの規模が大きくなるほど、年払いの節約効果は雪だるま式に膨らみます。1年以上使う前提なら年払い一択です。

2025年6月の大型アップデートでAIが標準搭載に

Slackは2025年6月にプラン体系を大きく刷新しました。以前は月1,200円/ユーザーの追加課金だった「Slack AI」が、Pro以上の全プランに標準搭載されたのが最大のトピックです。

会話やスレッドの要約、ハドルのメモ自動生成、AI検索といった機能が、追加料金なしで使えるようになりました。同時に新しい「Enterprise+」プランも登場し、旧Enterprise Gridの位置づけがアップグレードされています。

「以前Slack AIが高くて諦めた」という方は、再検討する価値が大いにあります。 Proでも要約・検索AIがフル機能で使えるため、実質的に値下げに近い体験になっています。


Slack無料プランの制限|ここがネックになる

Free(無料プラン)はユーザー数無制限チャンネル数無制限で使えますが、3つの大きな制約があります。これらが業務で支障になるなら、Proへの移行を検討すべきラインです。

❶ メッセージ履歴は過去90日まで

無料プランでは、91日以上前のメッセージとファイルは閲覧・検索ができなくなります(データ自体はSlackサーバーに保管されており、有料化すれば即座に復元可能)。

プロジェクト履歴を遡って参照したり、過去の意思決定経緯を確認したりするケースが多い業務では、この制限が致命的になります。逆に短期プロジェクト・お試し利用であれば、90日でも十分機能します。

❷ 連携アプリは10個まで

Google Drive・Notion・Zoom・GitHubなどの外部サービスとの連携が合計10個までに制限されます。

業務で使うSaaSが増えてきたチームでは、すぐに上限に達するケースが多いです。「Calendar連携を入れたいけど、もう10個埋まってる」という相談が頻発する典型的なネックです。

❸ ハドル(音声・ビデオ通話)は1対1のみ

Slack内蔵の音声・ビデオ通話機能「ハドル」は、無料プランでは1対1の通話のみ。3人以上のグループ通話には使えません。

Zoom等の外部ツールで代替できるとはいえ、「Slackでサクッと数人で話したい」というユースケースが多いチームには不便です。Pro以上では最大50人のグループハドル(画面共有・映像つき)が解放されます。

Free→Pro移行を真剣に検討すべきサイン:①過去のやりとりを「90日以上前」と検索しても出てこない場面が増えた、②連携アプリの上限に達して新しいツールを追加できない、③グループ通話を毎週使うようになった——いずれか1つでも当てはまれば、Proへの切り替えを検討するタイミングです。


Slack Pro(年払い925円/月)の機能と特徴

Pro(プロ)は中小チーム向けのスタンダードプランです。年払いで1ユーザーあたり月925円(税抜)、月払いなら月1,050円(税抜)。Slackの実用機能がほぼフル解放され、もっとも導入されているプランです。

Proで解放される7つの主要機能

無料プランからProへアップグレードすると、以下が一気に解放されます。

機能

Free

Pro

メッセージ履歴検索

90日

無制限

外部アプリ連携数

10個

無制限

グループハドル

×

最大50人

Slack AI(要約・検索)

×

標準搭載

ワークフロービルダー

×

Slack Connect(外部組織連携)

×

ゲストアカウント

×

特にSlack Connectは、社外パートナーや取引先と専用チャンネルでやり取りできる機能で、メール往復を激減させる効果があります。クライアントワークが多いチームには大きな価値があります。

Proが向いているチームの規模・用途

ProがフィットするのはおおむねこんなチームのSlack運用です。

  • チーム規模:2〜30人程度のスタートアップ・部門・プロジェクトチーム
  • 業務内容:プロジェクト管理・社内ナレッジ共有・外部パートナーとの協業
  • 必要なセキュリティ:基本的なアクセス管理で十分(SSO必須ではない)

SSO(シングルサインオン)やデータ損失防止の高度なセキュリティが不要なら、Proで十分です。実際、国内のスタートアップやSMB(中小企業)の大半はProプランを採用しています。

ProプランはまずFreeで使い倒してから移行するのがコツ。 チームメンバー全員がSlackを日常的に使う習慣ができてから有料化すると、コストを「使われていないライセンス」に払い続けるムダを防げます。

年払いと月払いどちらがお得か

前述のとおり、年払いは月払いに比べて約12%安くなります。10人チームなら年間15,000円、30人チームなら年間45,000円の差です。

お試しで1〜2ヶ月使ってみたい」なら月払い、「継続利用が決まっている」なら年払いという判断軸で十分です。


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Slack Business+(年払い1,920円/月)の機能と特徴

Business+(ビジネスプラス)は、情報セキュリティ・コンプライアンス・高度な管理機能が必要な企業向けプランです。年払いで1ユーザーあたり月1,920円(税抜)、月払いなら月2,160円(税抜)。Proの約2倍の料金ですが、それに見合う管理機能が揃っています。

Business+で追加される高度な管理機能

ProとBusiness+の差は「情報統制・コンプライアンス」の領域に集中しています。

機能

Pro

Business+

SAMLベースのシングルサインオン(SSO)

×

データ損失防止(DLP)

×

データエクスポート(全メッセージ)

限定的

無制限

99.99%のアップタイム保証SLA

×

高度なAI機能(Salesforce連携含む)

24時間365日サポート

○(4時間以内応答)

特にSAMLベースのSSOは、OktaやMicrosoft Entra IDといったID基盤と連携してログインを一元管理する仕組みで、大企業ではほぼ必須の機能です。社員入退社時のアカウント発行・無効化も自動化できます。

SSO・データエクスポートが必要なケース

以下のいずれかに当てはまる組織は、Business+一択と考えてOKです。

  • ISMS・Pマーク・SOC 2など情報セキュリティ認証を取得・維持している
  • 社員数が50人以上で、IDaaSによる一元管理が必要
  • 業界規制(金融・医療・法務など)でデータの長期保管・監査ログが求められる
  • Salesforceと深く連携した営業オペレーションをSlack上で回したい

逆に「SSOは必須じゃない」「小規模だから手動管理で十分」というチームは、Proで止めておくのがコスト最適です。

Business+はSSOとDLPのために契約するプランです。 AI機能だけ目的ならProでも十分使えます。「SSOが入社プロセスで必要」「監査対応で履歴の長期エクスポートが必須」など、明確なコンプライアンス要件がBusiness+を選ぶ理由になります。


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SSO・データ損失防止に対応した法人プラン

Pro vs Business+|どっちを選ぶ?損益分岐ラインで決める

ProとBusiness+の料金差は年払いで1人あたり月995円。10人なら月9,950円、30人なら月29,850円の差です。この差額を「セキュリティ・SSO・SLAに払う価値があるか」で判断します。

機能の選び方フローチャート

下のフローチャートで、3つの質問に答えるだけでベストプランが決まります。

質問1:SSO(シングルサインオン)は社内ルールで必須?
  └ Yes → ✅ Business+
  └ No → 質問2へ

質問2:監査ログ・データ損失防止が必要?
  └ Yes → ✅ Business+
  └ No → 質問3へ

質問3:チームサイズは50人未満?
  └ Yes → ✅ Pro で十分
  └ No → △ Business+ または Enterprise+ を検討

料金差は1人あたり月995円。回収できるラインは?

「Business+の差額分を、どの機能で回収できるか」を試算してみます。

  • SSO導入によるアカウント管理工数削減:入退社が月3人発生する50人企業で、SSO化すると1件あたり30分→5分に短縮。月1.25時間の工数削減。
  • データエクスポート対応によるコンプライアンス監査:年1回の監査対応で外部ベンダー委託費20〜50万円の削減が可能。
  • 24時間365日サポート:障害時の4時間以内応答は、業務影響を最小化する保険として有効。

つまり、50人以上の企業であれば、SSOと監査対応だけでBusiness+の差額は1〜2年で十分ペイします。

迷ったらまずProで十分なケース

判断に迷ったときは、以下に1つでも当てはまればProで十分です。

  • チームサイズが30人以下
  • SSOやIDaaSをまだ導入していない
  • 業界規制が軽い(一般的なBtoB SaaS等)
  • まずはSlackの運用を定着させたい段階

過剰な機能に課金してもムダなので、必要になってからBusiness+にアップグレードする方が合理的です。Slack内のプラン変更は管理画面から数クリックで完結します。

Pro→Business+のアップグレードはいつでも可能。 後から必要になった時点で切り替えれば、残期間分の差額のみが日割りで請求されます。最初から過剰投資する必要はありません。


Slack有料プラン契約前に知っておきたい注意点

実際に契約する前に押さえておきたい、見落としがちなポイントを3つまとめました。

表示価格は税抜き|実質コストの見積もり方

公式サイトに表示されている925円・1,920円は税抜き価格です。日本のユーザーは消費税10%が別途加算されるため、実際の請求は以下のようになります。

プラン

表示価格(税抜)

実質負担(税込目安)

Pro 年払い

925円/月

約1,018円/月

Business+ 年払い

1,920円/月

約2,112円/月

10人チームでProの場合、年間で約122,160円(税込)の予算を見積もっておくと安心です。

年払いは途中解約しても返金不可

Slackの年払いは、1年分を一括前払いする契約です。途中でプランを解約しても、残期間分の返金はありません(プラン変更による日割り計算は別)。

「とりあえず1年分払って、3ヶ月で他ツールに乗り換えた」ケースでも、残り9ヶ月分は戻ってこないので注意です。1年継続する自信がない場合は月払いから始めるのが安全です。

請求はワークスペース単位

Slackの請求はワークスペースごとに発生します。複数のワークスペースを運用している場合、それぞれに有料プランの契約が必要で、アカウントを共有しても料金はワークスペースごとに加算されます。

複数ワークスペースを一括管理したい大規模組織は、Enterprise+の検討対象になります。

Slackに明示的な「Pro無料体験」はありません。 公式が用意しているのは「3ヶ月50%OFFキャンペーン」(チーム作成から7日以内の購入が条件)のみです。まず無料プランで使い倒してから有料化すれば、実質的なお試し期間として活用できます。


Slack有料プランに関するよくある質問

無料プランから有料プランに変更すると履歴は戻る?

戻ります90日制限で見えなくなっていた過去メッセージも、Pro以上にアップグレードした瞬間にすべて閲覧・検索可能になります。データ自体はSlackサーバーに保管され続けているため、復元の手間もありません。

途中でプランをダウングレードできる?

できます。管理者画面から「プランを変更」でいつでもPro→Free、Business+→Proに切り替え可能です。ただしダウングレード後は90日制限などFreeの制約が再び適用されるため、業務上問題ないか事前確認が必要です。

個人で1人でも有料プラン契約できる?

できます。Slackは1ユーザーから契約可能なので、フリーランスや個人事業主でもPro/Business+を利用できます。クライアントとSlack Connectで繋ぐ用途で個人契約するケースも多いです。

Slack AIだけ使うことはできる?

できません。2025年6月の体系変更で、Slack AIはPro以上の有料プランに統合されました。単体アドオンとしての販売は終了しています。AI機能を使いたい場合はPro以上の契約が必要です。

教育機関・非営利団体向けの割引はある?

あります。Slackは認定された教育機関向けに割引非営利団体向けに割引または無料提供のプログラムを用意しています。割引率や条件は組織区分により異なるため、詳細は公式サイトの「Slack for Nonprofits」「Slack for Education」ページで確認するのが確実です。


まとめ|あなたのチームに最適なSlackプランは?

最後にもう一度、プラン選びのポイントを整理します。

  • Free:1〜数人のお試し利用・短期プロジェクト用。90日制限が許容できれば十分
  • Pro(年払い月925円):2〜30人の中小チームのベストチョイス。Slack AIも標準搭載で実質値下げ
  • Business+(年払い月1,920円):50人以上の組織・SSO/監査対応が必要な企業向け
  • Enterprise+:1,000人超の大規模組織・複数ワークスペース統合が必要な企業

迷ったらまずProで始めるのが鉄則です。後から必要に応じてBusiness+にアップグレードできるので、最初から過剰投資する必要はありません。3ヶ月50%OFFキャンペーンも活用すれば、初期コストを抑えてしっかり試せます。

この記事の結論2026年6月時点でのコスパ最強はProプラン(年925円/月)。Slack AI標準搭載で、グループハドル・無制限履歴・外部連携が解放され、中小チームには文句なしの内容です。SSOやDLPが必要になったタイミングでBusiness+へアップグレードしましょう。


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3ヶ月50%OFFキャンペーン実施中(チーム作成から7日以内)

最後までお読みいただきありがとうございました。社内コミュニケーションの基盤としてSlackを使うなら、90日制限を解除するProプランへの移行が最初の一歩です。チームの規模と必要なセキュリティに応じて、Pro→Business+の順に段階的にアップグレードしていけば、コストを最適化しながら生産性を最大化できます。