「Notionを使い始めたいけど、結局どのプランを選べばいいの?」「無料プランの1,000ブロック制限って何?」——この記事にたどり着いたあなたは、きっとそんな疑問を抱えていますよね。
Notionの料金プランは4種類(フリー・プラス・ビジネス・エンタープライズ)。価格だけで比較するとシンプルに見えますが、実際は「無料でどこまで使えるか」「Notion AIはどのプランに含まれるか」「個人と複数人で何が変わるか」など、選び方に関わる判断ポイントが意外と多くあります。
この記事では、Notionの全プランの違いを6項目で徹底比較し、「あなたに合うのはどれか」を3分で判断できるようまとめました。年払いで20%お得になる仕組み、無料プランの落とし穴と回避策、2025年5月のAI課金改定まで、2026年最新情報で解説します。
Notion料金プランを30秒で結論【2026年最新】
結論から言うと、Notionの料金プランはフリー(無料)、プラス(月額1,650円〜)、ビジネス(月額3,150円〜)、エンタープライズ(カスタム料金)の4種類です。違いは「使える容量・機能・AI・セキュリティ」の4軸に集約されます。
個人で使うならフリー、フリーランス・小規模チームならプラス、Notion AIをガッツリ使う中小企業ならビジネスが答えです。 価格差は月1,500円ですが、Notion AIがフル機能で使えるかどうかでビジネスは別物のサービスになります。迷ったらまず無料で始めて、必要に応じて有料プランへ切り替えるのが安全な選び方です。
さらに、月払いではなく年払いプランで契約すると月額が約17〜20%お得になります。長く使う前提なら年払い一択。無料プランは個人利用なら永続無料ですが、メンバーを2人以上に増やすと「1,000ブロック制限」が発動する点には注意が必要です。

Photo: 出典:Pexels / Elle Hughes(https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5155219/)
Notion料金プラン一覧表【全4プラン比較】
月払いと年払いの価格(1名あたり・税抜)
Notionの最新料金は以下のとおりです。すべて1ユーザーあたりの月額で、日本のNotion公式サイト(notion.com/ja/pricing)に基づく税抜表記です。
プラン | 月払い | 年払い(月換算) | 年間差額 |
|---|---|---|---|
フリー | 無料 | 無料 | — |
プラス | 2,000円/月 | 1,650円/月 | 約4,200円お得 |
ビジネス | 3,800円/月 | 3,150円/月 | 約7,800円お得 |
エンタープライズ | カスタム | カスタム | — |
プラスとビジネスは「1ユーザーあたり」の料金です。 5人チームでビジネスプランに加入する場合、月額は3,150円×5名=15,750円(年払い時)となります。Notionは個人向けSaaSというより、純粋にユーザー数課金型のチームツールである点を理解しておきましょう。

出典: Notion 公式料金ページ
年払いにすると実際いくらお得?1円単位で計算
「年払いって本当にお得なの?」と疑問に思う方のために、計算式で見てみましょう。
プラスプランの場合(1ユーザー):
- 月払い×12ヶ月=2,000円 × 12 = 24,000円
- 年払いプラン = 1,650円 × 12 = 19,800円
- 差額 = 4,200円お得(年間約17.5%引き)
ビジネスプランの場合(1ユーザー):
- 月払い×12ヶ月=3,800円 × 12 = 45,600円
- 年払いプラン = 3,150円 × 12 = 37,800円
- 差額 = 7,800円お得(年間約17.1%引き)
「Notionを1年以上使う」と決めているなら、迷わず年払いで申し込みましょう。 5人チームでビジネス年払いを選べば、月払いと比較して年間39,000円も節約できます。途中で人数が増減した場合も、Notionは日割りで自動調整してくれるため安心です。
各プランの違いを6項目で徹底比較
各プランの差を、6つの項目で詳しく見ていきましょう。
比較項目 | フリー | プラス | ビジネス | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|
ファイルアップロード | 1ファイル5MB | 1ファイル5GB | 1ファイル5GB | 1ファイル5GB |
ページ履歴 | 7日間 | 30日間 | 90日間 | 無制限 |
外部ゲスト | 10名 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
Notion AI | お試し版 | お試し版 | フル機能 | フル機能 |
SAML SSO | ✗ | ✗ | ✓ | ✓ |
監査ログ | ✗ | ✗ | ✗ | ✓ |
プライベートチームスペース | ✗ | ✗ | ✓ | ✓ |
一括PDFエクスポート | ✗ | ✗ | ✓ | ✓ |
① ブロック数とファイルアップロード上限
最も基本的な違いがファイルアップロード上限です。
- フリー:1ファイルあたり5MBまで
- プラス・ビジネス・エンタープライズ:1ファイル最大5GB・アップロード個数無制限
フリープランの5MBという制限は、スマホで撮った高画質写真1枚ですら超えてしまうサイズです。画像や動画、PDF資料をNotionに集約したい方は、有料プラン必須と考えてよいでしょう。
また、フリープランには「メンバーを2人以上招待した瞬間に1,000ブロック制限が発動する」という重要なルールがあります(詳細は後述)。
② ページ履歴(過去バージョン復元期間)
うっかり大事な情報を消してしまった時の保険になるのが、ページ履歴機能です。
- フリー:過去7日間まで復元可能
- プラス:過去30日間
- ビジネス:過去90日間
- エンタープライズ:無制限
業務でNotionを使うなら、最低でもプラスの30日履歴は必須です。 「先月作った資料を上書きしてしまった」「2ヶ月前の議事録の前バージョンが必要」といった事態は意外と頻繁に起こります。ビジネスの90日履歴があれば、四半期単位の振り返りも安心です。
③ ゲスト招待人数
外部の人(クライアント・取引先など)とページを共有する「ゲスト機能」の上限も大きく異なります。
- フリー:最大10名
- プラス以上:実質無制限
フリープランでも10名までならゲスト招待可能なので、「正式メンバーは追加せず、外部協力者だけ呼ぶ」という運用なら、無料のまま長く使い続けることもできます。
④ Notion AI(フル機能 vs お試し版)
2025年5月の料金改定で最も大きく変わったのがNotion AIの扱いです。
- フリー・プラス:お試し版AI(生成回数・データベース自動入力に制限あり)
- ビジネス・エンタープライズ:フル機能のNotion AI(ミーティングノート、エンタープライズサーチ、AIエージェントすべて利用可能)
かつては月額$8の「AIアドオン」を単体追加できる仕組みでしたが、2025年5月に新規販売は廃止されました。今からNotion AIをガッツリ使いたい方は、ビジネスプランへの加入が事実上の正解になります。
Notion AIをフルに使いたいなら、ビジネスプラン(月額3,150円〜)が最もコスパが良い選択肢です。 議事録の自動要約、社内ドキュメント横断検索、AIエージェントなど、業務効率を一段引き上げる機能がすべて含まれます。
⑤ ゲスト・チームスペース機能
ビジネスプラン以上で使えるのが「プライベートチームスペース」です。たとえば「人事チームだけが見られるスペース」「役員だけが見られるスペース」のように、ワークスペース内に閲覧権限を区切ったエリアを作れます。
機密情報を扱う部門や、複数部署が同居するワークスペースには必須の機能です。
⑥ セキュリティ・管理機能(SSO/監査ログ)
最後はセキュリティ・管理機能です。組織の規模が大きくなるほど重要度が増す領域です。
- SAML SSO(シングルサインオン):ビジネス以上
- 監査ログ:エンタープライズのみ
- 一括PDFエクスポート:ビジネス以上
情報セキュリティ部門が「SSO必須」と定めている企業は、自動的にビジネスプラン以上の選択になります。 プラスではSSO非対応のため、IT部門の審査を通らないケースが多いです。導入前にセキュリティ要件を確認しておきましょう。
フリープランの落とし穴:1,000ブロック制限とは
Notionのフリープランには、知らずに使い始めると後で困る「1,000ブロック制限」という仕組みがあります。
「個人利用」と「チーム利用」で扱いが変わる
2020年のアップデート以降、Notionの無料プランは仕様が大きく変わりました。
- 個人ワークスペース(メンバー1名のみ):ブロック数無制限で永続無料
- チームワークスペース(メンバー2名以上):1,000ブロックまでの試用枠
つまり、「夫婦で1つのワークスペースを共有しよう」「友人と一緒にプロジェクト管理を始めよう」と思ってメンバーを1人追加した瞬間に、いきなり1,000ブロック制限が発動するということです。
ブロックとは何か?意外と早く到達する
Notionの「ブロック」とは、文章1行・画像1枚・テーブル1個など、ページを構成する最小単位を指します。普通に使っていれば数日〜数週間で1,000ブロックに到達してしまうほど、決して大きな数字ではありません。
1,000ブロックに到達すると、新しいブロックの追加・編集ができなくなります。 既存ページの閲覧は可能ですが、業務利用としては実質ストップ状態になります。複数人で本格的に使うなら、最初からプラスプランを検討するのが現実的です。
制限を回避する3つの方法
無料で複数人と協業するための回避策は以下の3つです。
- メンバーを追加せず、ゲスト機能で代用する:ゲストは10名まで招待可能(追加してもブロック制限が発動しない)
- ページのWeb公開機能を使う:URLを共有すればNotionアカウントなしで閲覧してもらえる
- 個人ワークスペースを各自で持ち、ゲスト経由で共有:完全に無料で運用可能

Photo: 出典:Pexels / Usen Parmanov(https://www.pexels.com/ja-jp/photo/15399855/)
プラス・ビジネスはどっちを選ぶべき?タイプ別おすすめ
ここまでの違いを踏まえて、あなたに合うプランを4タイプに分けて診断します。
個人クリエイター・フリーランス → プラス
フリーランスでクライアントワークの管理にNotionを使うなら、プラスプラン(月額1,650円〜)で十分です。
- ファイルアップロード無制限:資料・画像をどんどん保管できる
- ゲスト無制限:クライアントを次々招待できる
- 30日履歴:直近案件のバックアップに必要十分
Notion AIを毎日ヘビーに使うわけではない個人クリエイターには、プラスが最もコスパの良い選択肢です。
中小企業・スタートアップ(10〜50名規模) → ビジネス
社内ドキュメント管理・議事録・プロジェクト管理を1つのツールに集約したい中小企業には、ビジネスプラン(月額3,150円〜/人)が最適です。
- フル機能のNotion AI:議事録自動要約・社内検索・AIエージェント
- SAML SSO対応:情報システム部門の承認を得やすい
- プライベートチームスペース:部署ごとの権限管理
- 90日履歴:四半期単位の振り返りに対応
ビジネスプランはNotion AIが標準搭載されるため、別途AIツール(ChatGPT Team等)を契約する必要がなくなる点でも経済的です。
「ビジネスプラン1本でAIまでカバーできる」のは、ビジネスプランの隠れた最大のメリットです。 ChatGPT TeamやClaude Pro Teamを別途契約していた企業は、Notion Businessへの集約で月額コストを30〜50%削減できるケースもあります。
大企業・コンプライアンス重視 → エンタープライズ
100名以上の大企業、または金融・医療など規制業界でNotionを使うなら、エンタープライズプランが必須です。
- 監査ログ:誰がいつどのページを編集したかを追跡可能
- 無制限ページ履歴:長期データ保持要件に対応
- SCIM自動プロビジョニング:人事システム連携
- ゼロデータ保持(AI):機密データのAI学習利用を完全防止
料金はカスタム見積もりとなるため、Notionの営業担当者に直接相談が必要です。
個人で日記・タスク管理だけ → フリー
「自分1人の日記」「タスク管理」「読書ノート」など、完全に個人利用のみなら、フリープランで永続無料で使い続けられます。ブロック数も無制限なので、何年使ってもコストはかかりません。
ただし、画像やPDFをアップロードする機会が多い方は、5MB制限がネックになるかもしれません。
Notion AIは月額料金に含まれる?最新の課金体系
「Notion AIだけ追加で使いたい」という質問は非常に多いですが、2025年5月以降は単体追加が廃止されました。最新の課金体系を整理しておきます。
2025年5月の課金改定で変わったこと
時期 | Notion AIの提供形態 |
|---|---|
〜2025年4月 | フリー・プラスに月額$8でAIアドオン追加可能 |
2025年5月〜 | アドオン新規販売廃止/ビジネス以上に標準搭載 |
つまり今からNotion AIをまともに使いたければ、ビジネスプラン(月額3,150円〜)への加入が事実上の唯一の選択肢になります。
フリー・プラスでも一部AI機能は使える
ただし、フリー・プラスでも「お試し版AI」として以下の機能は使えます。
- 文章の要約・翻訳(回数制限あり)
- 簡単なデータベース自動入力
- AIによる文章生成(月数十回程度)
「ちょっとAIを試してみたい」レベルなら、まずはフリープランのAI機能で感触を掴むのが賢明です。本格運用が必要だと感じたタイミングでビジネスへ移行する流れがおすすめです。
Notion料金プランに関するよくある質問
Q. プランの途中変更はできますか?
A. はい、いつでもアップグレード・ダウングレード可能です。 アップグレード時は差額が日割り計算され、ダウングレード時は次回更新日から新プランが適用されます。「最初はプラスで様子を見て、AIが必要になったらビジネスへ」というステップアップが自由にできます。
Q. 無料トライアル期間はありますか?
A. プラスとビジネスは無料トライアルが用意されていません。 ただしフリープランが永続無料で機能の大部分を試せるため、実質的な無料体験はフリープランで十分可能です。Notion AIの動作確認も、フリープランのお試し版で感触をつかめます。
Q. 学生・教育機関向けの割引はありますか?
A. はい、Notion Education Planがあります。 大学・大学院の学生および教職員は、学校発行のメールアドレスで認証することでプラスプランを無料で利用可能です。卒業後は通常のフリープランへ自動的に切り替わります。
Q. 解約はいつでもできますか?
A. はい、いつでも解約可能で、最低契約期間はありません。 月払いプランは次回請求日まで利用でき、それ以降は自動的にフリープランへ移行します。年払いプランの途中解約は日割り返金がないため、契約タイミングには注意しましょう。
Q. 支払い方法は何が使えますか?
A. クレジットカード(Visa・Mastercard・American Express・JCB)が利用可能です。 法人契約の場合は、エンタープライズプランで請求書払いにも対応しています。
Q. 複数のワークスペースを1アカウントで持てますか?
A. はい、1つのNotionアカウントで複数のワークスペースを作成・所有できます。 「個人用のフリーワークスペース」と「会社用のビジネスワークスペース」を同じログイン情報で切り替えて使うことが可能です。
Q. 日本円の請求は税込ですか?税抜ですか?
A. Notion公式サイトに記載されている日本円料金は「消費税別」です。 請求時に日本の消費税率(10%)が加算されるため、実際の請求額は表示価格の1.1倍になります。たとえばプラス年払い1,650円なら、税込で1,815円が請求されます。
まとめ:あなたに合うNotionプランの選び方
最後に、この記事のポイントを整理しておきましょう。
Notion料金プランの結論まとめ
- フリー(無料):個人利用ならブロック数無制限・永続無料。ただし複数人は1,000ブロック制限あり
- プラス(月額1,650円〜/人):個人クリエイター・フリーランス・小規模チーム向け。ファイル無制限・30日履歴
- ビジネス(月額3,150円〜/人):中小企業向け。Notion AIフル機能標準搭載・SAML SSO・90日履歴
- エンタープライズ(カスタム):大企業・コンプライアンス重視向け。監査ログ・ゼロデータ保持
- 年払いで約17%お得:1年以上使う前提なら年払い一択
迷ったときの判断基準はシンプルです。「個人ならフリー、フリーランス・小チームならプラス、Notion AIを使いたい中小企業ならビジネス」——この3パターンで9割の方が最適解にたどり着けます。
Notionは無料プランの完成度が非常に高いため、まずはフリーで使い始めて、自分の用途に応じて有料化を検討する流れが最も失敗の少ない選び方です。プラン変更はいつでもできるので、最初から完璧な選択をしようと身構える必要はありません。
【出典】

